世界のごはん
夏の台湾料理
ルーローハンとワンプレートで楽しむ台湾小皿料理

植松良枝さんより、夏の台湾料理レッスンについて
ルーローハンは角煮っぽいものや、豚肉をほろほろと崩れるくらいに煮たもの、脂多めの肉そぼろっぽいものだったりと、台湾でもさまざまなタイプがあります。どのタイプもそれぞれに魅力的ですが、私のご紹介するタイプはそのどれとも違う、しっかりとした食感に加え、かみしめるとじゅわっとにじみ出る豚バラ肉のうまみや脂を楽しめるものです。
豚バラ肉を下茹でせずに煮ていくのですが、最後には脂が適度に分離されてさっぱりといただけるところが気に入っています。
ほんのりと八角の香りをまとわせるだけのスパイス使いもポイント。八角は適量を守ると豚肉との相性が抜群で、この香りなしでは物足りなく感じてしまうほどです。白いごはんにだけでなく、お酒のつまみとしても楽しめます。




RECIPES レシピ
ルーローハン:豚バラ肉のうまみと食感を楽しむ、おうちで作るルーローハンの決定版
ピータンと挽肉のにんにくの芽炒め:台湾の本格的な味わいを家庭で再現。スタミナがつく夏の一品
枝豆のにんにく黒こしょう:おつまみに!枝豆をさやごと味付けする台湾屋台の味
茶玉子:ルーローハンのお供に欠かせない紅茶で煮出した茹で玉子
いんげんの干し海老炒め:干し海老の旨みたっぷり。花椒が香るいんげんの蒸し炒め
ザーサイときゅうりの漬けもの:さっぱりとしたきゅうりの箸休め
とうもろこしのスープ:旬のとうもろこしの旨みだけを味わうシンプルなポタージュ